定点観測 12/23 USDJPY
USDJPY 週足 一目均衡表
週足は上影陽線で一時は反発して上昇したものの、基準線のある抵抗ゾーンの145円を超えられずに下落する形となった。
値動きとしては前週のレンジ内での動きにとどまっている。
これから年末に向けての流動性の低下で大きな流れにはならなず、ここの前週のレンジ内の141円から145円の間での動きとなる可能性は高そう。
140円割れがあったとしても、52週移動平均線、その下の週足の雲の上限のある139円ミドルまでか。
いずれにせよ、流動性も低下するので無理に手出しはしないほうがよさそう。
転換線は146.429
12EMAは146.280
基準線は144.572で変わらず
52週移動平均線は140.383
上ヒゲで抑えられたため、遅行スパンはローソク足の実体を下回って陰転したが、次週145円を超えられず、142円を割って引けると2週連続で下抜けとなりそう。
しかし、その次の週から2本の形を見ると、再び上抜ける可能性もあり、本格的に陰転する可能性のあるのはその次の週になりそうだ。
USDJPY 日足 一目均衡表
日足で見ると、週明け月曜日に上昇し終値で200SMAを上回ると、火曜日は大きく上昇し、一時は145円に迫る144.954をつけたものの失速し、上影の陽線を形成。
終値では200EMAを上回ったものの、抵抗ゾーンからの戻り売られの状態に。
水曜日は小幅な動きで陰線のコマとなり、終値で200EMAを下回り、転換線に抑えられた形となる。
木曜日は大きく下落し、ほぼヒゲのない陰線で強い下落を示唆、終値で200SMAを下回り、週の上昇をほぼ帳消しに。
金曜日は一旦下落し、週の安値を更新したもののそれほど下げることなく上昇に転じるが、200SMAに抑えられ、小幅な値動きにとどまり、コマを形成。
200SMAを挟んでの三角持ち合いに移行するか、200EMA、転換線に抑えられる形で下値更新するか注目したい。
20MAも下がってきていて145円付近の抵抗ゾーンはさらに重くなりそうだ。
USDJPY 日足 ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは上側は閉じつつあり、下側はまだやや開いている。しっかりと傾きもあって勢いも今のところ維持しているように見える。
レジスタンスラインの傾きをセンターラインに沿って修正。
火曜日の上昇はしっかりと、レジスタンスライン、週足の売り圧ライン、145円付近の抵抗ゾーンのトリプルクロスポイントで抑えられた形になっている。
終値で-1σを上回ったところもあり、年末に向けて流動性が低下することもあって、200SMAを挟んでのもみ合いに移行していくと、スクイーズしてい展開となりそう。
RSIとのダイバージェンスも発生していない。
レジスタンスライン付近まで攻める動きとなるか、-2σを攻める動きになるか注目したい。