定点観測 12/3 USDJPY

USDJPY 週足 一目均衡表

週足は3週連続での陰線となり、転換線に抑えられる形で上値、下値ともに切り下げ147円を割り込んできた。

終値で12EMAを下回ったのは20週ぶりとなる。

週足の目線はまだ上だが、強い陰線となっていて145円の抵抗ゾーンを目指す動きになるか注目したい。

転換線は149.284(-0.245)

12EMAは148.399(-0.3)

基準線は144.572

52週移動平均線は139.932(+0.239)

基準線は抵抗ゾーン内に位置。

転換線に続き12EMAも下向きになった。

145円の抵抗ゾーンには基準線だけでなく、フィボナッチの50もあってサポートとして機能する確率は高そうだ。

USDJPY 日足 一目均衡表

日足で見ると、150円の手前で上値が重くなり、週明け月曜日は基準線に抑えられての戻り売りの形になり雲の中へ。75MA付近まで下落し、終値で転換線を下回った。

火曜日には75MAを下回って下落し、147.273ラインと雲の下限のクロスポイント付近で下げ止まる。

水曜日には雲を下抜け下落したものの上昇チャネルの下限手前で下げ止まっての下影陰線を形成。

木曜日も一時は下落したものの下値更新することなく、チャネルの下限手前で上昇に転じて4日ぶりに陽線を形成するが、終値で転換線を上回れず、75MAに抑えられる形となった。

金曜日は転換線に抑えられる形で下落し、チャネルの下限まで下落している。

終値で雲を下抜けての三役陰転が成立、直近の下値も切り下げての下降トレンド入り。

上昇チャネルの下限で一度は耐えてのセカンドアタックで下抜けて145円の抵抗ゾーンを目指す動きになるか、注目したい。

146円のミドルに薄い抵抗ゾーンはあるものの、強く意識はされないと思われる。

戻り売りを狙いつつ、145円の抵抗ゾーンまで下がってくるなら、形を見て短期的にロングを狙えるかどうかも見極めたいところ。

すんなり145円まで下がるような展開ならRSIも30割れの可能性も高まるか。

USDJPY 日足 ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは下に傾きエクスパンション中。

-2σ付近に位置しており、-1σと-2σの間でのバンドウォークに移行するのか注目したい。

145円付近には週足の買い圧の入ってくるゾーンにも重なっていて、反発する可能性は高いか。

割り込んでいくと200SMAのある142円付近を目指す動きにつながる可能性も。

週足、月足レベルでのダブルトップがやや意識されてくる流れにつながっていくのかも注目していきたい。

まずは戻り売りを意識、145円付近での反発を狙うシナリオで。

148円を超えてレジスタンスラインをブレイクするようならセンターライン付近の149円のミドル付近までの戻りは想定しておくが、メインはショートのシナリオで。