定点観測 10/29 USDJPY
USDJPY 週足 一目均衡表
週足は高値圏での上影陰線を形成。
直近の上値をブレイクし、150.160を突破したものの、売りに押されて終値では150円を下回っての陰線となった。
この上影陰線から調整の下落となるか、150円を挟んでのレンジを形成するのか注目したい。介入もどきや介入警戒もあって上値が重い状況は続きそう。
上値下値を切り上げており、引き続き目線は上のまま。
転換線は147.608(+0.308)
12EMAは147.575(+0.367)
52週移動平均線は139.023(+0.042)
再び150円に乗せてくるのか注目したい。
下がったところは転換線、12EMAのある147円のミドル付近の状況を見てロングを狙っていきたい。
直近の高値151.944の手前もしくは抜けたところでは介入もしくは介入もどきの仕掛けがあるであろうと想定し、介入もどきなら3円幅、介入であれば5円幅あたりが目安となるか。
週足のRSIは69.72で70を割り込んだものの小幅な動きでダイバージェンスは発生していない。
USDJPY 日足 一目均衡表
日足で見ると、週明けは一旦上昇したものの前週高値手前から売りに押される形となり、小幅な値動きながら陰線を形成。
火曜日も下落したものの、20MA、転換線に支えられる形で反発、上昇し、下影陽線を形成、再び前週の高値付近にせまる。
水曜日も上昇し、前週の高値をブレイクすると、その勢いのまま直近の上値150.160をブレイク、終値でも上回った。
木曜日も上値を更新し、一時は150.777まで上昇したものの、介入もどきで約1円の急落があり、転換線付近の149.816まで下落、その後戻して上下にヒゲのある陽線となった。
金曜日は終始売りに押される形で8日分の実体を包む陰線を形成、一時は20MAを下回るも、終値では上回っているが、転換線は終値で下回った。
引き続き目線は上だが、終値で20MAを下回ってくるとなると、雲の上限と抵抗ゾーンのある178.870付近までの調整を警戒したい。
週明けはここから戻るのか、20MAを割り込む展開になるのか見極めたいところ。
20MAを割り込んでいくとなると、遅行スパンが実体を下回る可能性も。
今のところMA4本のパーフェクトオーダーは継続中。
金曜日の下落が、受け渡しベースでの月末要因なのだろうか?
USDJPY 日足 ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドはスクイーズからややエクスパンションしかけたものの金曜日の下落で横ばいとなってレンジ傾向が続いている。
センターラインの下には4時間足の買い圧が入ってくるラインが控えており、ここを抜けるとなるとボリンジャーバンドも下向く可能性がありそう。
レンジ傾向が続いているので手を出しにくい状況が続いている。
引き続きレンジ傾向が続く可能性を視野に、動きを見極めたい。
月末要因、日銀、FOMC、雇用統計とあって、動きが出てくるのを待つほうがよさそうな気がする。