定点観測 3/26 引き続き金融不安が続く
USDJPY
週足は4連続の隠線で雲の中。
一旦は上昇も転換線に抑えられて下落、130円割れの達成感からかやや戻している。
転換線は132.997
12EMAは133.337
52週移動平均線は135.162
翌週の雲の下限は129.008
日足で見ると、一旦は上昇したものの、75MAに抑えられて下落し、2月10日の安値を更新してから上昇。
下ヒゲハンマー隠線で終えた。
25MA、75MA、200MAすべて下向き。
RSIは37.32でまだ下の余地あり。
日足の雲は実体で下抜け。
金曜日の下ヒゲハンマー隠線からの戻りで上窓スタートなら、75MAもしくは日足雲の上限132.695付近まではありそう。
上昇の起点になった安値からの上昇チャネルを下抜けたが、終値では抜けていないので、押し目になってトレンド回帰の可能性も視野に入れておく。
目線は下で、129円割れるかに注目したい、129円割れなら週足の雲を下抜ける。
金融不安が続いて、債券に資金が流れるなら、円買いは続きそう。
リバランスなど、月末、四半期末の要因もあるので、無理をしないようにしたい。
EURUSD
週足は上影陽線、雲上スタートから雲の上限割らずに上昇、転換線を超えて伸びたものの、長いヒゲとなって終値では転換線を下回った。
転換線は1.07744
12EMAは1.06546
52週移動平均線は1.04143
翌週の雲の上限は引き続き1.06140
12EMAは上向き、終値では2週連続上回っている。
日足で見ると、週明け一旦は下げたものの、25MAでサポートされて上昇し75MA&1.070を突破して大きく上昇し、レジスタンスラインとして機能していた中段の上昇チャネルの下限をブレイク。
1.10を突破して高値を付けたところの、直前に抑えられていた1.09300直前の1.09299で失速しての上ヒゲハンマー隠線から下げて、1.070手前から買いが入ってやや下ヒゲを付けたところ。
週足の下ヒゲと上ヒゲで作った1.05160から1.09295のレンジをどちらに抜けていくのか注目したい。
日足はフィボナッチの50付近からの下ヒゲとなっていて、押し目が成立して上昇となるか。
下げても25MAがやや上昇してくると思われるので、フィボナッチの61.8付近で25MAにサポートされての上昇のパターンもありそうなところ。
いずれにせよレンジ内にあるので、やや上目線だが、柔軟に対応する必要はありそう。
いまとのころ、下は週足の雲付近の1.060あたりまで、上は1.090、突破なら1.10もありそうだが、1.10手前のベガストンネル付近で抑えられる可能性も視野に入れておく。
AUDUSD
週足は上影陰線、一旦は上昇したものの12EMAに抑えられて下落。2週前の大陰線の範囲にとどまっている。
12EMAは0.67575
転換線は0.68608
52週移動平均線は0.68507
翌週の雲の下限は0.68345
日足で見ると、25MAを上抜けるも200MAに抑えられての上ヒゲハンマー陽線、上ヒゲハンマー隠線と2連続25MA突破失敗で金曜の下落でカウンタートレンドラインを下抜け。
下降チャネルは25MAに沿って引き直し。
目線は下で、ここからレンジの下限、直近の下値を狙いに行くのか注目したい。
上は抵抗ゾーンの0.67588あたりまで、終値で25MAを超えるようなら戻り売りを狙う。
下は抵抗ゾーン手前の0.655あたりまでか。
いずれにせよ、月末要因もあるし、金融不安は解消されてない中、無理せずにトレードしていきたい。