CPIショックでドル暴落 定点観測11/14
USDJPY
週足は大陰線で145.104を下抜けて138.459まで暴落。週足MACDはデッドクロス、12EMAが下向きに。
12EMAを終値で下回ったのは113.659を付けた2022年1月第三週以来のこと。
日足で見ると、為替介入での下値ライン145.104を割ったことでストップロスを巻き込んで急落、このあたりでTradingviewもしばらく固まって動いた時にはもう2円くらい飛んでた気がする。
終値ではギリギリ上昇のサポートライン付近にとどまったものの、翌日も下げ止まらずに突き抜けた。
日足のMACDはゼロラインを下抜け。RSIは30以下に突入。
2022年7月の上値付近にあって耐えれば再び140円台への戻りもありそうなところ。
140円突破から12EMA付近の143円あたりまでの戻りも想定。145円前後はかなり分厚い壁になりそう。
140円台の回復なしなら135円、突破するなら130円手前までの下げを想定。
どちらかと言えば短期的には上昇と見たい気持ちが強い←勝手な推測。
2022年8月2日の安値130.391から日銀の介入した151.944の高値をつないだフィボナッチの61.8まで下げている。
短期的に上昇しての戻り売りになる可能性が高いように思えるが、135円あたりまで攻めてからの戻りも想定しておきたい。
まずは窓がどっちに開くか・・・
東京時間は輸入の買いで↑の可能性が高い気がする。
EURUSD
ドルストレートはドルの暴落を受けて軒並み急上昇ですね。
EURUSD、GBPUSD、AUDUSDすべて週足は12EMAを上抜け。
特にEURUSDが強く日足で200MAに迫る勢い。
急騰急落パターンになるなら下優勢な状況はまだ続きそうだが、方向が変わったと考えてもいいかもしれない。
ただし、ロングはマイナススワップなのでスイング狙いは・・・うーむ。
色々と難しくなってきた印象。こういうところは経験値の差がでそうなところでしょうか。
EURJPY
週足は2連続の隠線で12EMAタッチからやや戻したところ。
週足MACDはデッドクロスしていない。
日足で見ると、米CPIショックでUSDJPY暴落を受けてクロス円は円買いに。
ロールリバーサルからレジスタンスとなっていた144円ラインを下抜けて反発し、一時145円まで戻すしたものの反転下落して終値では下回った。
5MAが21MAにデッドクロスし、21MAがやや下向きに。
日足の下降チャネルの下限付近の141円台後半を目指すのかに注目したい。
ここで下げ止まるなら21MA付近146.107あたりまでの戻りがあるかどうか。
AUDJPY
週足は3週間ぶりの隠線となったものの、まだレンジの動きか。
上値下値を切り下げていて下降に転じる可能性も。
終値では12EMAを下回り、12EMAがやや下向きに。
週足MACDは以前下優勢。
日足で見ると、レンジを下抜けた直後に反発し上昇したものの、5MA、21MAのクロスポイントで抑えられて下げたところ。
200MAを狙う動きになって、下抜けて下げに転換するか、戻して再びレンジ内の動きになっていくのかどうか。
戻しても94円あたりが重くなれば戻り売りになる可能性が高そう。
やや下目線で行く。
米CPIショック
10日発表の10月のCPIの結果が予想に反して低く、物価高騰のペース鈍化からドル売りになってドルが急落。
146.086から143.166まで急落して144円まで戻してもみ合ってから下抜けて下落。
翌6時に140.194を付けたところからは仲値に向け上昇、10時半から11時半にかけてもみ合いとなり11時半に下抜けて下落開始。
17時のロンドンで一旦上と見せてからの下げ、18時に140.500の攻防でのもみ合いを下抜けて急降下で140円も下回って138.746を付ける。
その後20時に向けて戻したところで140.012から戻り売りへ。
21時間で7.34円ほどの大暴落。
コロナショック後の急反発時の4日分の動きを1日もたたないで動くとは・・・
十分に反動も考えられるので様子をみつつ慎重に攻めたいと思います。