為替介入だと!? 定点観測 10/24
USDJPY
週足は9週間ぶりの隠線で高値圏での上ヒゲハンマーの隠線となった。
21時半ごろ、一時151.944を付けた後151.50手前まで下落、やや戻したが152円届かず、23時半あたりから介入の動きで大きく下落、前回の介入と同程度の5円幅、146.184で下げ止まり、午前1時あたりから戻している。
しかし、上値下値は利上げで今週から月末までの動きに注目していきたい。
日足で見ると、半年続いた上昇チャネルを上抜け、やや過熱感がある。
RSIはここ半年で最高の80.41を付けていた。
日足MACDはトップが下がっていてダイバージェンス気味。まだ上の余地はありそう。
RSIとのダイバージェンスはなし。
21MA付近で切り返している。
引き続き目線は上だが、145円を割る動きになるって終値で21MAを下回るようなら、週足の12EMA付近までの押し目を狙ってみたいところ。
日足21MA146.194、週足12EMA142.494
EURUSD
週足は2週間ぶりの陽線、三角持ち合いになっているか。終値では12EMAの下に位置。
週足MACDはゴールデンクロス。
ここから上昇して12EMA突破でパリティ突破できるなら三角上抜け&ダブルボトムのネックラインブレイクでトレンド転換もあるかもしれない。
12EMAに抑えられての戻り売りに期待する。
日足で見ると、下降チャネルの上限付近まで上昇中。チャネルの角度を微調整。
レンジの動きではあるものの終値では21MA、5MAともに上回ってきた。
パリティラインとサポートラインとの三角持ち合いの行方に注目したい。
転換警戒も戻り売り目線。
AUDUSD
週足は5週間ぶりの陽線で下値圏での急落急騰パターンが出現。
ここから上昇なら月足は下ヒゲハンマーの陽線もしくは十字線にもなりうるところ。
週足MACDはまだ下優勢。
日足で見ると、13日に0.61699の直近下値を付けた後はレンジで推移。
金曜日に0.62102から切り返してレンジの上を抜けて上昇し、一時は21MAを突破したが、終値では21MAと同値の0.63795で引けている。
週明けは上昇が継続するかに注目したい。短期的にはペナントからフラッグを形成したので、このまま21MAに抑えられて下げるなら下目線は継続。
0.640突破なら手前のボックスの上限0.65473、週足12EMA0.65898あたりまでは様子を見たい。
EURJPY
週足は上ヒゲハンマーの陽線が完成、上値、下値は切り上げ。
週足MACDは上優勢。
週足、日足のラインを修正。週足、日足ともに上昇チャネルを形成。
2本の歴史的なラインの手前に位置。
日足で見ると、上昇の起点になった9月26日の下ヒゲハンマー陽線と9月28日の下値を結んだサポートラインが機能しての上昇チャネルを形成。
チャネルの上限タッチから日銀の為替介入を受けての下落もチャネルの下限できっちり戻したところ。
終値では5MAの下。RSIは70突破から下げて70の下へ。
21MAは上向きに。
きれいに押し目が決まっているように見える。上目線。
週明け146円超えられずに下げるなら様子見。
AUDJPY
週足は5週間ぶりの陽線で上値、下値切り上げ。
終値で12EMAを上回った。
週足MACDは下優勢。
日足で見ると、下降チャネルの下限付近&200MAのクロスポイントから反転上昇して下降チャネルの上限&21MAのクロスポイントを突破して上昇。
96円届かず日銀の為替介入の余波から下げたものの21MA&下降チャネルの上限のクロスポイントでのロールリバーサルを決めて戻したところ。
終値では5MAを上回った。
直近の下値、90.521届かずに切り返していて、ここから96円突破に行くのなら直近の上値を目指す展開になるか。
このまま21MAを下回っていくなら再び200MAを目指すとみる。
90.305-97.301のレンジ内なのでどちらの方向も視野に入れておく。
日足MACDはゴールデンクロスして上優勢。RSIは50を上回った。
やや上目線だが、21MA下回るなら素直についていきたい。
週末は月末要因に警戒
今週末は受け渡しベースでの月末。ゴトー日扱いの金曜日、日銀の介入懸念。
などなど、様々な思惑が交錯するのであまり余計なことはしないようにしたいところ。
防御力高めで、飛び乗りはしないようにしたい・・・